中山大障害の楽しみ方
中山大障害と障害レースの楽しみ方中山大障害は年2回しか開催されない中山大障害コースを使用するレースですが、この中山大障害コースの最大の特徴は、施工距離の長さに加え、飛越距離の高さ、バンケットといわれる坂の登り下りといった起伏の数などが、他の障害重賞と比べても圧倒的に多いため、勝ち馬にはスタミナ・ペース配分・ジャンプ適正など、一般競争とは異なった高い障害適正が必要となるレースで、大障害で開催されるレースは正にGⅠの格付けに相応しいレースといっても過言はありません。
例えばダービー馬が障害のトレーニングを積んで、障害レースに出走したからといって、例え経験を積んだとしても大障害を勝てるかどうかは、全くの別問題です。
また障害には様々な見所があり、ペース配分や展開の位置取りは長距離であるため必然的に要求されます。
オーバーラップは確実に馬の脚が上がりますが、後ろに位置した場合落馬の余波に巻き込まれる危険性が高くなります。
また内を回る事で必然的にコースロスが少なくなるため、道中の位置取りの駆け引きは必須です。
これらの見所は全て騎手達の駆け引きによって形成されるため、平地以上に人馬一体の力が要求されるのが障害レースの大きな特徴といえます。
現在週に1回程度の開催と、大幅に減少傾向にある障害レースですが、当然障害ファンにとっては、中山大障害は暮れの有馬記念よりも注目するレースなのです。
中山大障害を確実に的中させるためには、一歩踏み込んだ障害の知識が必要になってくるといえるでしょう。
予想のプロセスとして、騎手と障害馬の力関係は確実に把握しておく事が必要です。
しかしその確実な予想を行っても落馬というリスクはどうしても付きまとうのが障害レースです。
落馬は障害を買う以上避けて通れない事故であり、見方を変えれば障害レースの見所の一つともいえます。