管理職にとって必要なスキル

プログラマーといっても数学が苦手という方は沢山います。

一口にプログラマーと言っても業務は様々なものがあり、確かに、その中には、高度な数学の知識が必要となるプログラムもあります。

例えば研究機関から受けるデータ解析ソフトなどは、統計処理が必要になります。

しかし、このようなソフトの設計業務は少なく、データベースからデータを参照するとかユーザー登録など管理機能といったWebアプリケーションがほとんどです。

Webアプリケーションの設計では高等な数学の知識は必要ありません。

もちろん、高い技術や知識を備えておくことに越したことはありませんが、管理職を目指すとなると別の能力が求められます。

管理職には、基本的にコミュニケーション能力とリーダーシップが必要です。

クライアントとの打ち合わせはもちろん、チームメンバーのとりまとめも行わなければなりません。

それには人付き合いが上手という面も必要ですが、もう1つ重要な面があります。

それはクライアントの目線から、何が必要で、どんなものを作ればいいかをしっかり把握するというものです。

これが確実にできていないと、プロジェクト全てに多大な損害を与えていまいます。

例えば、実装すべき機能の伝え忘れなどがあると、ふりだしに戻って機能実装するという事態になり、チームメンバーにしわ寄せが来てしまいます。

また、リーダーとして、メンバーの意見を汲みとって尊重し、各人が存分に能力を発揮できるようサポートする事が求められます。

このように、数学以上に必要なスキルはたくさんあります。

つまり、数学苦手なプログラマーであっても、コミュニケーション能力やリーダーシップがしっかりとしていれば有能な管理職になれるということです。

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