数学は必須ではなかった

数学が苦手な方でも、普段からパソコンやスマートフォンを使っていると「自分のアプリが作りたい!」と考えることは少なくないのではないでしょうか。

数学が苦手だからといってプログラマーにはなれないと諦める必要はありません。

実はアプリケーションの開発には数学を必要としないケースが多いのです。

例えば、一般的なウェブアプリケーションを開発する際には、ただ単に文章を表示したり、データベース上のデータを管理したりするので、「算数」の知識は必要ですが「数学」の知識は必要ない場合がほとんどです。

もちろん、より高度な科学研究に使われるプログラミングなどにおいては、数学が必要となってきます。

ゲームプログラミングの世界でも、物体の動きや当たり判定に数学が使われることは少なくありません。

とはいえ、最近は、ゲーム開発でも数学の知識はあまり必要ではなくなってきました。

Unityなどゲーム専用の開発環境の多くが、細かい物理演算等においては、すでに用意されている機能を使うだけなので、プログラミングを行う必要がなくなっているのです。

どうしても数学が必要となってくる実装を行う場合も、インターネット上に実装方法が書かれていることが多く、自身の数学の知識を使うことはほとんどありません。

ただ複雑なプログラミングを行う場合は数学の知識はあったほうが作業効率が上がるのは確かです。

しかし、開発環境が進化してきた今、数学が得意ではないがプログラマーになりたいという方も、努力次第でプログラマーになる道は開けます。

IT業界は、理数系だけが集まるフィールドではありません。

文系でも十分活躍できますし、数学が苦手でもプログラマーは目指せるということを知っておきましょう。

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